【はじめに】
フロートボートでの釣りに魚群探知機はマストではありません。
しかし、魚群探知機を使った釣りはボートフィッシングの醍醐味であると思いますので、この回ではフロートボートへの魚群探知機の取付方法についてご紹介致します。
【魚群探知機のパーツ構成】
魚群探知機は一般に『ディスプレイ部』と『振動子(センサー部)』に大別されます。
魚群探知機を導入しようと考えた場合、『振動子』をどのようにボートに取り付けするかが課題となると思います。
また、ガーミンやローランス、ハミンバードといった所謂しっかりした魚群探知機は、バッテリーが別途必要となります。
【振動子の設置方法】
筆者は、C型クランプ、ステンレスのジョイント金具(直線型とL字型)、インシュロック、ビスを用いて、金属の穴あけ等の特別な工具なしでポールを自作して振動子をフロートボートに取り付けております。
(2021年初に自作し、約50回の釣行を経てもヘタっていないので、耐久性もマズマズと考えております。)
また、振動子ケーブルは、水に浸かる部分は細いコルゲートチューブ(割れ目あり)で保護しております。
この自作ポールの一番のセールスポイントは、C型クランプとジョイント金具(L字型)の接合を、インシュロックで行うことによりC型クランプの穴空けを不要化していることです。
なお、本自作ポールの主要な部材は、以下の通りです。
(以下以外に、ダイソーのジョイント金具(直線型とL字型を各1個)を使用しています。)
また、フロートボートには、ゴム板を噛ませて船首左側に取り付けております。
【ディスプレイ部の設置】
ディスプレイ部の取り付けは、振動子の取り付けに比べて遥かに簡単で、以下写真のように船首側にディスプレイ部の取り付け部材を木材料(ダイソー)と木ネジで設置するだけになります。
実際にフロートボートに取り付けたイメージは以下写真の通りです。
【魚群探知機のバッテリー】
筆者は魚群探知機はGarmin社のstriker4cvを用いており、バッテリーはLONG社のWP1236Wを使っており、釣行中にバッテリー切れになった事は一度もありません。